内容はあまり覚えていないけど、文庫落ちしてたので再読。 この人の文体は読みやすくて好きです。軽過ぎず重過ぎず。 改めて読むと意外とボリュームが少ない本だった。内容については、最後の「理由」が弱い。これに尽きる。少し納得しかねる。とはいえ最後…

何だか伊坂幸太郎マニアみたいになってるけど。 さくさく読める本でした。気楽に楽しめる小説。ただ全体的に綺麗に書かれすぎてる気がして、伏線なんかも（特に伊坂幸太郎の本を読んだことがある人にとっては）割と簡単に分かるのでかなり早い段階で先の展開…

凄い、コレは凄い。読み始めたら止まらない。 彼の作品のクセに慣れてきたのか、何故優午は自分の死を避けられなかったのか？という点は想像がついた。けどそんなことが分かったってこの小説の魅力は全然磨耗するもんじゃない。 まだ少し荒削りなところが目…

村上春樹の文体がとても好きだ。最近少し思うところがあって、彼の翻訳作品が読みたくなった。海外文学にはあまり触れたことがないのだけど、彼が翻訳している作品はどれも魅力的に思える。こう思えるようになったのはここ2年ぐらいで、その間の僕の精神的な…

コレもamazonマーケットプレイスで購入。短編集だし、薄い本だから気楽に読めた。 内容は至って平凡、というカンジ。普通の作者ならコレぐらいで十分及第点なんだろうけど、伊坂幸太郎でコレはちょっと期待外れ、という感が拭えない。各短編とも先が読める展…

amazonマーケットプレイスで購入した商品が届いた。早速読了。 個人的には「ラッシュライフ」よりも断然面白かった。ミステリーとして凄く優れていたというわけではない。何となく物語のあらすじも読めてしまう。でも、最後の方でちょっと泣きそうになった。…

「I LOVE YOU」に収録されている「透明ポーラーベア」を読んで以来、伊坂幸太郎のファンになってしまった。先日amazonでずっと読みたいと思っていた「アヒルと鴨のコインロッカー」や「オデュボンの祈り」「陽気なギャングが地球を回す」なんかを購入してみ…

この本に収録されている伊坂幸太郎の「透明ポーラーベア」が本当に大好き。今日部屋掃除をしてからゆっくりしていると、ふと読みたくなってまた読んでしまった。この本は発売されてすぐに買って、「透明ポーラーベア」だけはもう5回は読んでると思う。だって…